2008年3月10日月曜日

狙い所

歯ブラシの「当て方」、「持ち方」はおわかりいただけましたか?
もう一つ、大切なことがあります。

そうです、当てる場所
当然「歯」なのですが、
その中でも気をつけなければならないポイントがあります。
どこだと思いますか?

歯の「根元」、歯の一番歯ぐきに近い部分です。
この部分は一つの歯の中で、
もっともプラークのたまりやすい部分だからです。

歯の形をで良く見て下さい。
歯の先っぽ近くの部分がもっとも太く、
歯の「」のようになっています。
肩から下はわずかに細くなりながら歯ぐきに入ります。
また、奥歯では歯の下1/3程度の部分にもふくらみがあります。
歯の「」と言っても良いでしょう。
食べ物をかんだとき、食べ物は歯の表面に強く当たります。
このとき、歯の表面は「ハミガキ」したのと同じように、
食べ物によって掃除されます。これを自浄作用と言います。
」や「」の部分には食べ物が当たりやすいので、
これらの部分はきちんとした食生活をしていれば、
自浄作用によりある程度清潔に保たれます。
一方、「」より下の歯の根元の1/3の部分は、
腹の膨らみに阻まれて自浄作用が及ばないため
プラークがたまりやすくなります。
見慣れた歯でも、よく見てみると新たな発見があるでしょう?

ですから、ハミガキをするときには、
歯の根元1/3にきちんと歯ブラシを当てることが大切です。

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